少し遅くなってしまいました が・・・ゴールデンウィークの仕事のひとつに、5月3日、大阪市北区にある大阪府立大型児童館キッズプラザでの公演がありました。
作品は高平&奥村ペアによるロシアのお話・マトリョーシカ人形の『ソーニャと森の魔女』。
2ステージとも満員!たくさんの子ども達が観に来てくれました。
そして、GW期間中ホール外のフロアーでは、グリコのおまけの変遷や巨大ダンボールロボットなど、たくさんの展示が。
その中で、クラルテ創立メンバーであり、脚本・演出・美術家として劇団の創造の柱として大きな存在だった大先輩、吉田清治の人形を数点、展示させていただきました。
作品は、籐を編んで作った『おやゆび姫』、宮沢賢治の『なめとこ山の熊』、グリムの『ヘンゼルとグレーテル』の人形たち。
おやゆび姫は私と同じ歳!
人形たちは時を経ても歳ををとりません。命を持たない人形たちはある意味、永遠の命をもっているのですね。
人形劇の公演をさせていただいた5月3日は、奇しくも吉田清治さんの命日でした。
『ソーニャと森の魔女』の舞台を作ったのも吉田さんだそうです。(冒頭の写真)
私はお会いしたことのない大先輩ですが、人形たちを通して吉田さんに会えたような気がします。
今年の夏休みと冬休みには、再び吉田清治脚色『ペンギンたんけんたい』の関西巡回公演が始まりますので、お楽しみに!
エンヤラ、ドッコイ♪
制作 松澤