近松人形芝居其の十五「冥途の飛脚」
さて、今週末に迫った「近松人形芝居其の十五|冥途の飛脚」伊丹公演の耳寄り情報です。
伊丹公演、会場の伊丹市立演劇ホール(アイホール)は、関西演劇ファンの方にとってはおなじみの会場で、現代演劇とコンテンポラリーダンスを主軸に事業を展開されているホールです。
◎伊丹ホール公式サイト▷http://www.aihall.com
今後も、天野天街さんのKUDAN Project「くだんの件」の公演があったり、佐藤信さんの「ピン・ポン」、燐光群、と見逃せない公演が目白押しです。
クラルテは、アイホール初公演!
「現代人形劇」を広く演劇ファンの方にもご覧いただけたらと思い、アイホールでの公演を企画しました。
「冥途の飛脚」公演3会場のうちで最も小さい会場ですので、役者の息遣いから人形の小さな動きまで、じっくりとご覧いただけることと思います。
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アイホール最寄りのJR伊丹駅から大阪方面へ2駅、JR塚口駅から徒歩約12分の「広済寺」というお寺に、近松門左衛門さんのお墓があります。
詳しくはこちらをご覧ください▷http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/chikam…/055monzaemon.html
広済寺本堂の裏には、「近松部屋」と呼ばれる近松門左衛門の仕事部屋があり、ここで執筆活動も行なっていたそうです。
広済寺近くには「近松記念館」(http://hccweb5.bai.ne.jp/tikamatukinenkan/)があり、近松ゆかりの品々が展示されています。
近松記念館前には、近松本人の像も。
そしてなんと、JR塚口駅からさらに大阪方面へ一駅。
JR尼崎駅北口ロータリーには、「冥途の飛脚」梅川の像がありますよ。
今年市政100周年を迎え、「近松のまち 尼崎」として近松にちなんだイベントも企画されている尼崎市(次代の劇作家を育てる事業として、近松賞という戯曲賞もあります)です。
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また、ちょうど伊丹市美術館(http://artmuseum-itami.jp)で展覧されているウィリアム・ホガース”描かれた道徳”の分析も見ごたえがありますよ(なんと、一般料金が300円)。
アイホールでのご観劇の際には、ぜひゆかりの地を訪れたり、美術館へ行かれるのも楽しいと思います。
「冥途の飛脚」班はいよいよ明日からアイホール入り、照明や舞台美術をアイホールに合わせプラン替えし、みっちり稽古をして本番に向かいます。
「冥途の飛脚」班とは別の小学校公演「あらしのよるに」班も、ちょうど今、伊丹市内の小学校で連日公演を行っています。
実は、クラルテ劇団員の半分ほどが伊丹市にいることになります。
それでは、アイホールで皆様とお会いできますことを楽しみにしております!
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近松人形芝居其の十五「冥途の飛脚」
【伊丹公演】伊丹市立演劇ホール(アイホール)
JR伊丹駅最寄り、阪急伊丹駅より徒歩約7分
10月22日(土)15:00 ★アフタートーク
10月23日(日)14:00 ♪岡崎泰正さんによる生演奏での上演
※10/29〜30近鉄アート館での公演に満席回が出ています。
伊丹公演はまだお席に少し余裕がありますので、こちらをご検討いただけましたら幸いです。
ご予約フォーム▷https://pro.form-mailer.jp/fms/d1bad122105843
※当日12時までは、前売券料金でご予約いただけます。
クラルテ公式サイト▷http://www.clarte-net.co.jp
- 2016.10.19 Wednesday
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- 14:39
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- by puppet-clarte