【ハムレット|出演者インタビュー2】ローゼンクランツ役(他)/茨木新平

0

    リアルタイムから一日遅れで更新中です

     

    116回公演「ハムレット」初日まで9日となりました!!

    公演初日まで毎日、役者をインタビュー形式でお届けします。

    インタビュートップバッター・クローディアスを演じる三木孝信から指名を受けたのは、ローゼンクランツをはじめ様々な役を自在に演じ、さらに本作では音楽・効果音もちょこっと担当する茨木新平です。

     

     

    よろしければ最後までおつきあいください。

    ※()内のI:はインタビュアーの発言です。

     

    +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

     

    Q1.どんな役を演じていますか?

     

    (I:「ハムレット」では、いろんな役柄を演じていると思いますが…)

     

    多分、役は僕が一番多いと思います。

    一番最初は兵士として出てきて、次にローゼンクランツ。それから楽隊でアコーディオンを弾いています。楽隊が引いたらまたローゼンクランツ。そのあと少し、ハムレットも演じます。一幕だけでこれだけ役が変わっていきます。

     

    (I:ハムレットを演じるというのは、遣いに入っているということですか?)

     

    遣いだけでなく、セリフも一言ありますよ。

     

    (I:セリフも? ハムレットの声が変わるのはいいんでしょうか?)

     

    これは演出上の仕掛けでもあるのでみてのお楽しみです。一幕のラストをお楽しみに!

     

    さらに二幕では、牧師とオズリック、それからハムレットに利用される人形芝居一座の劇団員にもなります。ローゼンクランツも相変わらず登場しています。

    メインとして演じているのはローゼンクランツとオズリックですね。

     

    (I:茨木さんといえば役者だけでなく、つげくわえさんとクラルテの西村和子による「あぶない二人」ではピアノの生演奏として出演していたり、作曲もかなりされていますよね。そういうマルチな部分が、ハムレットの配役にもなぜか反映されているという感じ…)

     

    楽隊としてアコーディオンの生演奏もしていますし…。

    あと実は、楽隊として僕がアコーディオンで演奏しているのは自分で作曲した曲です(笑)

    本作の音楽を担当している一ノ瀬さんが曲を出してくる前に、自分で作曲した曲を稽古で演奏していたんですが、採用されました。

     

     

    音づくりも少しやってます。

    クラルテにもちょうどデジタル化の波がやってきていまして…、初演時(2001年)はMD音源だったのですが、不安があるということで全てSDカードに移しています。その際に、音の調整・編集も加えています。

     

    (I:アナログなクラルテにも、いよいよデジタル化の波がきていると…)

     

    あっ、亡霊の天敵、にわとりの鳴き声もつくりました。

     

    Q2.役柄との共通点は?

     

    メインで演じているローゼンクランツとオズリックは、シリアスなシーンの多い「ハムレット」の中で、緩和…、緩衝剤みたいな存在なんですよね。

    それは僕の性格と似ているなと自分では思っています。

     

    (I:主役のハムレットとは反対という感じですよね。ハムレットのように、思い込んで暴走してしまった経験は?)

     

    ないですね、次男坊ということもあって。まわりの空気を読んで、人間関係を円滑に保つためにおちゃらける明るく振る舞う…、みたいなことが多いと思います。

     

    ただ、スケジュールがタイトだったりして音楽関係の作業が大詰めになってくると狂ってきますね…。

     

    (I:外注で参加したオペラの仕事は大変そうでしたね。)

     

    そうですね…。あまりに作業が膨大で大変だったので、自制することを学びました。無理はしないように。

     

    今回は再演ということで美術作業は少ないですし、音楽関係の作業も一ノ瀬さんがやっていていつもより作業量は少ないので、助かっています。演じることに集中できているように思います。

    音楽を担当していた新作「トクン・トクン―いのちの旅―」の作業もひと段落したので、いまは「ハムレット」に集中しています。

     

    (I:いつも日中は稽古して、夜に美術作業という流れでしたもんね。で、そのあとやっと音楽作業に集中できるという…)

     

    一日が充実している感じがします。次の日の朝、気持ちがリセットできているのが大きいです。稽古して指摘されたり感じたことを自分の中で整理して、次の日また稽古にかかるというサイクルがうまくいっています。

     

    (I:気持ちにゆとりがある分、座組みの空気もいいですか?)

     

    いつも悪いわけではないですが、いいですよ。

    あと変わったなと思うのは、今回、演出の指摘が多いことですね。いつもより指示が細かいです。

    おそらく初演時より出演者の平均年齢が下がったことも関係しているとは思うのですが、再演ということで、よりいっそう作品への思いが強くなったのかな、と…。

    有名な作品ということで、これまで国内外で多くの演劇人が取り組んできた作品だということも大きいですよね、プレッシャーが。

     

    でも、僕の知り合いではみたことがないという方が多いので…。これを機にみてもらえたらなと思っています。

     

    Q3.これまで「大人対象のクラルテ作品」で演じた印象的な役柄は?

     

    2010年入団で、これまで班を行ったり来たりしていたので、大人を対象とした作品にはあまり出演したことがないんです、実は。音響等で関わったものはいくつかあるんですが。

     

    入団した年に、ブレヒトの「セチュアンの善人」に神様役で出演しました。3人いる神様のうちの一人で、西村和子、西島加寿子、僕、という…、ベテラン2人に囲まれてものすごく緊張しました。一人だけ演技力に差がありすぎるという。

    しかもその役は、劇団創立メンバーで、長らく劇団の演技を引っ張ってきた芳川雅勇(通称:せんちゃん、2013年永眠)さんが演じたものを引き継いだので緊張しましたが、最も印象に残る役となりました。

     

    「セチュアンの善人」は林光さんの音楽で歌うシーンもあったので、そういう配役だったのかなと思います。

     

    (I:今回の「ハムレット」の出演者の多くは「有頂天家族」(2015年)にも出演していますが、出てはなかったですか?)

     

    「有頂天家族」は音響オペレーターだったので、出演はしてないです。最近出演したのは「薄明の朝食」(2013年)の兵士役になりますね。

     

    (I:芝居のわかる音楽家であり、音楽のわかる役者、ということですね。井上ひさしさんがよく“芝居のわかる音楽家”ということをおっしゃいますが。)

     

    そう思っていただけると嬉しいです。

     

    Q4.シェイクスピア作品には初挑戦ですが、いかがですか?

     

    そうですね…、はじめ読んだときは、どういう話かわからない…、あと、何言っているのかわからない、むずかしいなと率直に思いました。

     

    稽古しているうちに、これはいいセリフだなって感じるようになりました。

    稽古のあいまとかによく、ギャグとして使わせてもらっています。いつもより多いと思いますね。

     

    たとえばハムレットがパニックになったときに、王妃の「大丈夫です、いつもの発作です。すぐにおさまります」っていうセリフがあるんですが、このセリフは日常でもマッチします。

    それ以外にも、普段の生活で使いたくなるセリフというのがいくつかありますよ。

    ポローニアスの「きつくお叱りくださいませ」とか…。何か失敗してしまったときに、遣いたいと思います。

     

    (I:シェイクスピア作品特有のセリフの多さはどうですか?)

    僕の演じる役は、セリフの量はそれほど多くはありません。

    むしろ演じる役が多いので、ふと、いま、何の役だったっけ?と思うときが度々あります。

     

    (I:そこはまだ、人形があるから助かっているという感じですか?)

     

    それがですね、今回は人形ではなくマスクで登場することもあるので…。本番までに何とかします。

     

    そうそう、オズリックは伝令ということもあってセリフがむずかしくて、頭に入れるのに苦労しました。すらすら言わないといけないので。

    この役は初演時は西島さんが演じていたので、プレッシャーです。

     

    (I:今回は初演時に比べて役者の平均年齢が低くなっているので、新しくキャスティングされた人はプレッシャーですよね。高いハードルを越えなければならないというか)

     

    ハムレットを演じる宮本さんは特にそうですよね。初演時にハムレットを演じた西村さんが、いつもそばにいるという…。

     

     

    Q5.人形劇の魅力は?

     

    なんだろう…。

    これだけいま情報があって、テレビの画質もよくなって、っていう、受け身でいるだけでもどんどん情報が入ってくるこの時代に、人形劇って、足りないものだらけで…。

    いまは逆にそれがいいのかなって思います。観客に想像する余地があるというか。

     

    絵本とか小説を読むときに、読み手が頭の中で想像している登場人物の声があるじゃないですか、それが邪魔されないという長所が人形劇にはあるように思います。

     

    Q6.音楽家と役者、二者を両立することについて

     

    両方やっているからこそ、それぞれにいい影響をもたらしていると思います。

    入団するまでは音楽だけをがーっとやってきたんですが(※音大出身です)、役者をやるようになって、これまで音楽を通して学んできたことがつながっていっていると感じています。

    音楽をやってきて感じてきたことと、役者を通して感じたことがつながるというか…。

    共通点がいっぱいあります。

     

    ただ、音楽と演技が互いに高め合っていると感じる一方で、そろそろどちらかに比重をおいてやっていかないといけないかなという思いもあります。

    いまは両方をやっているので、このまま同じようにやっていくことでどっちつかずにならないかなという心配があるんです。

     

    (I:そうですよね、時間的制約がありますからね。)

     

    これからの展望ということで。

     

    Q6.「ハムレット」のみどころを簡単に教えてください。

     

    僕個人のみどころとしては、「茨木七変化」「こんなところにも茨木が」(※演じる役が多いので)ですね。

    あとは…、オズリックの水澄まし歩き。

     

    作品のみどころとしては、自分も出ているんですが一幕のラストです。この表現は人形劇ならではだと思います。

    オフィーリアが入水して亡くなるシーンも、舞台化の際になくなることも多いそうなので、みどころです。

     

    今日(9/20)はじめて音楽と合わせて稽古したので、一ノ瀬さんとの生演奏と芝居がこれからどう合わさっていくのか…という感じではありますが、楽しみにしていただけたらと思います。

     

    (I:今日新しいキーボードも届きましたね。)

     

    みどころはいっぱいあるということで。

     

     

     

    *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

     

    憎むべきは、運命か?

    人形劇団クラルテ 第116回公演「ハムレット」

     

    ◆アイホール(伊丹市)

    2017年

    9月29日(金)19:00

    9月30日(土)15:00

    10月1日(日)14:00

     

    ◆近鉄アート館

    10月13日(金)19:00

    10月14日(土)15:00

    10月15日(日)11:00/15:00

     

    ※各回とも、開演の30分前開場

    (公演当日の予約券のお引き換え・当日券販売は開演1時間前より行います。)

     

    【前売/全席指定席】

    一般3,500円、U-25(25歳以下)2,500円、O-65(65歳以上)3,000円

    ※クラルテとものかい2割引、10名様以上団体1割引

    (各割引はU-25・O-65チケットには適用不可です。)

     

    ★ご予約・詳細はWEBサイトをご覧ください→http://www.clarte-net.co.jp★

     

    *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

     

    JUGEMテーマ:アート・デザイン


    【ハムレット|出演者インタビュー1】クローディアス役/三木孝信

    0

      ※リアルタイムから一日遅れで更新中です※

       

      第116回公演「ハムレット」初日まで10日となりました!!

      公演初日まで毎日、役者をインタビュー形式でお届けしまーす!

      ひとりめはこの方、ハムレットの父を殺した上に彼の母・ガートルードと結婚し、ハムレットの怒りを買った王・クローディアスを演じる三木孝信です。

       

       

      30分のインタビューですが、かなり大長編になりました。

      よろしければ最後までおつきあいください…!

      ※()内のI:はインタビュアーの発言です。

       

      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

       

      Q1.どういったキャラクターとして演じていますか?

       

      前回(2001年初演時)はクローディアスの持っている内面の苦悩を主に取り上げた役作りをしたが、今回演じるにあたっては、ハムレットの葛藤する相手として、ハムレットにきっちり対応する人物として、悪い部分、ちょっとずる賢い部分とかをもっと強調しなくてはいけないかなと考えて取り組んでいます。

      前はそれほどそういう部分にはフューチャーしていなくて、むしろ人間味を出そうとして演じました。でも今回は、クローディアスの「嫌な」ところももっと演じられればと思っています。

       

      (I:嫌なところもきっちり演じることで、クローディアスの人間味を増す?)

       

      必然的に出てくるかなあ、と思っています。

       

      Q2.役柄との共通点は?

       

      クローディアスの一番好きなセリフは、「星が軌道を離れて動けないように妃なしには生きてゆけない」っていう…悪いところもあるけれど、このセリフを聞くと、ロマンティックなところもある人なんだな、と。自分もそういうところを目指したいな、という気持ちも(笑)

      そこまで女性に言えるなんてすごいなと思えるから…、若いときはそう思っていたかもしれないけど、結婚して何年か経ったらそんなことなかなか思えないから。でも、西洋の人はいくら年をとっても女性に対してそういう思いはあるからそういう言葉かな、と…。

      自分にはなかなか…求めるんだけどなかなか出てこないな、と。

       

      (I:若い頃はあったんですか?)

       

      若い頃はあったよ。理想に燃えてるから。何とか相手を獲得しようとして…ねえ?

      男性は女性の心を掴もうとして…。そういう言葉を使ってみたくなるじゃないですか。シェイクスピアはそういう意味ではもってこいの教材です。日本の男性はもっと読んだ方がいいかも。

      近松なんかは日本人の感情として自然に寄り添えるけど、シェイクスピアの人間関係みたいなのは日本人は弱いんじゃないかと思って。

       

       

      Q3.これまで「大人対象のクラルテ作品」で演じた印象的な役柄は?

       

      「国性爺合戦」の李蹈天(り・とうてん)という裏切る悪い役…、宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」のゴーシュ。それから「火の鳥〜黎明編〜」の猿田彦。

       

      (I:それぞれどこが気に入っていますか?)

       

      「国性爺合戦」は勧善懲悪がはっきりした物語になっているためにいい人はわかりやすすぎると感じて、むしろ悪い人に魅力を感じてわざわざ李蹈天役に立候補したんですよね。で、(李蹈天は)けっこう、片目えぐって忠心を語るんだけど裏切る…、そこに人間の本質みたいなものを感じて。悪の中にも描かれているなと思って。

       

      そう、で…「セロ弾きのゴーシュ」のゴーシュはやっぱり一生懸命さかな。(セロを弾くのが)へたくそでへたくそで、うまくなろうとして、でもうまくなってやろうと思ってもうまくなれない。そうしているうちに動物たちと交流して、自然に音楽のことをわかっていくという。そこに人形劇をやっている僕らとの共通点を感じていました。うまくなるには道筋がいるんかな、と、「セロ弾きのゴーシュ」ではそういうことを学びました。

       

      「火の鳥〜黎明編〜」の猿田彦は…、一本通っててまっすぐ。豪快でダイナミック、あまりこういう役柄はこれまでやってきていなかったので。どっちかというと卑怯な役とか、ちょっと根にあるそういうのが好きなんだけど、猿田彦はまっすぐで真っ正直。そういう正統派の役もいいなと思った。

       

      Q4.(クラルテでの)シェイクスピア作品への出演回数は?

       

      初演から出演したものを数えて3回目。「十二夜」のサー・トビー役(※役名をど忘れした三木は”名前忘れたけど酒飲んではしゃぐおちょくったおっちゃん”と説明)、「マクベス」のマクベス役。

      マクベスはしんどかった…、あれはやってたら気が狂うわ。親族に不幸が起きるって言うから。起きましたよ。マクベスはあんまりやると気が狂うね…全部追い込まれてるから。救われるところがないというか。

       

      (I:以前西村さん(2001年初演でハムレットを演じた)もハムレットを演じてしんどかったって言ってましたけど、ハムレットとマクベスのしんどさの違いはありますか?)

       

      ハムレットはほんとは青年らしい、ピュアな気持ちがあると思うんだけど、マクベスはもうちょっと上の年代で大人、だから人間の欲が出てきているというか。だからマクベスは青年らしい純粋さから出てくる葛藤ではなくて、欲で権力を手に入れていくという、それでマクベス夫人が先に狂ってしまうし。最後も信じるものがなくなって、救われるものが何もない人間になっていってしまうような気がしたから…。

      マクベスを演じたのはちょうど50代後半くらいかな。年齢的にはちょうどぴったりできる頃だったかもね。初演時にハムレットをやらしてくれといったけど無理だったからね、西村さんという何をやってもすばらしい役者がいるので。今回、ハムレットの役は若い宮本くんにバトンタッチされましたけどね。

       

      Q5.人形劇の魅力は?

       

      みたことない人に…。魅力…。

      自分が演じなくても人形が演じてくれる。だからすごく助かる…。クローディアスなんて演じようと思っても…、この人形と顔は似てるかも、でもこの人形がもらえるから演じられる。猿田彦なら猿田彦の人形がもらえるから、自分の体型とは異なるかっぷくのいい、真っ正直な人間を演じられるけど、人形がなくてやれって言われたってできない。俳優さんはそれをやるんだろうけどね。

       

       

      (I:逆に、人形があるから自分が演じにくいということはないんですか?)

       

      ないです(きっぱり)。そりゃ…ひどい人形がきた場合、どうしても心が移らなくて乗り切れずに演技が粗末になるだろうけど…。それは人形だけじゃなくて台本から、全ての要素がそうだけどね。

      でも人形の造形に命が備わっていたら、そこにまず乗っかることで自分(の演技)をどんどん変えていくことができるから、そこが人形劇を演じる側の楽しいところかもしれないね。

      そうそう、「有頂天家族」の赤玉先生(天狗)なんかも、あんな顔の…いつまでも女の子追いかけ回してるおじいちゃんなんかも、人形があるから演じていけるというか。あれは人形がなかったら恥ずかしくてちょっとあそこまでの演技はできないかな(笑)

       

      最近の若い役者は、人形がなくてもできるみたい。僕らの年代、ベテランの方が人形がないと恥ずかしくて演技ができない。でも若い人は(人形がなくても)堂々と演技しはるから、すごいなあと思う。

      素立ち稽古でもね。そういうのが自分にはないんやろね。それが悪いわけではないと思うけどね。

       

      人間以外の役、たぬきでも、たぬきの人形をもらうからたぬきとして演じられる。まさかたぬきの気持ちなんてわからないけど、たぬきの人形があることで「たぬきってこんなんやで」って演じられるから、想像して演じていける。役者が想像して演じていること以上にお客さんが想像をふくらましてくれて、そのキャッチボールがあるから人形劇はいいなあと思っています。

      仲代達矢が好きで憧れるけど、とても人形を持たずには演技できない。

      人形があったら演じられるかな、と思って劇団に入ったけど、やっぱり役者(人形遣い)も表現者だということに気づいて、少しずつ恥ずかしいという気持ちはなくなっていったように思います。

      あとはやっぱり、観客が助けてくれる。特に僕たちの場合はこどもたちの前で上演する機会が圧倒的に多いから、こどもたちが解放させてくれる。観客が大人だけだと恥ずかしくて…、だからいまでもクラルテのアトリエで上演するときは恥ずかしい、劇団員が厳しい目でみているという緊張感がある。こどもたちの前で上演していると、意識することを忘れてしまう。

      そういう経験を多くすることで、役者として成長してきたなと実感しています。

       

      あとは相手役! いい相手役とやると丁々発止としておもしろいから引き出されていく。こちらもどんどん絡みたくなっていくから…。

       

      (I:昨日の稽古でも、クローディアスが奥さんのガートルードにちょいちょい絡んでいくところがみられましたけど…)

       

      それは恥ずかしがりやなところもあるけどおっちょこちょいなところがあるから…。

       

       

      (クローディアスの相手役としての)ガートルードは、初演時は福永さんが演じましたが、今回は若い荒木さんが演じることになり若さに溢れてはいるんだけど、気品さがほしいかな。

      稽古でしぼっているので、本番、ガートルードがどんな気品さでもってみせるのか楽しみにしてください。

       

      ※今回、「まてまて小僧」で小僧を演じる荒木千尋がガートルードを、山姥を演じる三木孝信がその夫・クローディアスを演じるというおもしろい構図になっています。

       

      Q6.「ハムレット」のみどころを簡単に教えてください。

       

      ハムレットの父で、亡霊として登場する亡き先王は初演時から変わらず芳川雅勇の声を使っています。実はこの亡霊の人形を遣っているのは僕なので自分でセリフを発してもいいんだけど、やっぱりせんちゃんの声があることで、ああ芳川さんはこんなふうに魂を込めてやっていたんだということを…、あの声を聞くことで昔やっていた記憶も甦ってくるから。いまはいらっしゃらないけど、あの声とともに演じられる、そこがいいところだと思っています。

       

      ※劇団の創立メンバーであり、せんちゃんという愛称で親しまれた芳川雅勇は2013年に永眠しました。

       

      (I:いまは亡き芳川さんにも、「ハムレット」では再び相見えるということですね。クローディアス自身のみどころとしてはどこでしょうか?)

       

      クローディアスはヘボナの毒で先王を陰謀にかけて殺し、その妃・ガートルードを手に入れるんだけど、ハムレットはそのクローディアスの行ったことを亡霊から聞いて復讐のための企みを計画する。

      ポローニアスはそのクローディアスの気持ちを汲んで、娘のオフィーリアに命じてハムレットの様子を伺っている…。それぞれにみんなが企みを持っていて、それが絡み合っていく…。ハムレットの友人であるローゼンクランツとギルデンスターンもそう。で、実際にはハムレットにだまされて逆転されてしまう。そういうものがいっぱい絡み合っている物語。王妃に対しても。そこが「ハムレット」のおもしろさ。

      他人の深層心理をあぶり出すために、「人形劇の中で人形劇を演じる」という劇中劇が2シーンあるのもみどころです。

      わかりやすい物語でもあるので、大人だけでなく小学校の高学年以上、それから思春期の若い方々にもみてもらいたいですね。ハムレットと同じく、母親に反抗するような年齢のこどもたちにもね。

       

      (I:それぞれの登場人物が互いに探り合いながら生きているというのは演劇と似ているし、日常生活でもそうですよね。)

       

      忖度したりね(笑)

      そういう現代の日常生活でも起こっていることを、「ハムレット」では僕らの知らないデンマークの王家という設定に転嫁されて描かれているので、逆に、読者・観客は物語に没頭していけるのではないでしょうか。

       

      この舞台美術も気に入っています。クラルテの美術家・西島加寿子のすばらしい舞台だと…。それから人形は永島梨枝子によるすばらしい人形です。

      舞台は階段があることで上下移動できるので、登退場に緊張関係が生まれる仕組みになっている。中心が円形になっていることも、ある場面で特にいい緊張関係を生んでいますよ。

       

      (I:そこから手が出るのもおおっと思いました。幕が降りて亡霊がすっと出てくるところもきれいでしたね。)

       

      奥行きや上もたっぷり使っていますし、舞台にもぜひ注目してみてください。

       

      Q7.最後に

       

      さっき言ったように、現代人にも似た悩みをハムレットは持っているし、特に現代の若い子が悩むようなことをハムレットも抱えている。王や王妃が持っている性も、いまの人と重なるように思います。

      いま生きている人の心に何か投げかける作品になると思いますので、ぜひ劇場でご覧いただければ幸いです。

       

       

      *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

       

      憎むべきは、運命か?

      人形劇団クラルテ 第116回公演「ハムレット」

       

      ◆アイホール(伊丹市)

      2017年

      9月29日(金)19:00

      9月30日(土)15:00

      10月1日(日)14:00

       

      ◆近鉄アート館

      10月13日(金)19:00

      10月14日(土)15:00

      10月15日(日)11:00/15:00

       

      ※各回とも、開演の30分前開場

      (公演当日の予約券のお引き換え・当日券販売は開演1時間前より行います。)

       

      【前売/全席指定席】

      一般3,500円、U-25(25歳以下)2,500円、O-65(65歳以上)3,000円

      ※クラルテとものかい2割引、10名様以上団体1割引

      (各割引はU-25・O-65チケットには適用不可です。)

       

      ★ご予約・詳細はWEBサイトをご覧ください→http://www.clarte-net.co.jp★

       

      *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

       

      JUGEMテーマ:アート・デザイン


      「ハムレット」制作日誌

      0

        ※スマホだと画像が閲覧できない場合があるようです…

         

        わたしたちは、こどものための人形劇の制作・上演を主な活動として行っていますが、年に一度だけ、”おとな”の方々に向けた人形劇の上演も行っています。

        作品は劇団内での選考を経て決定するのですが、今年、わたしたちが選んだ作品はシェイクスピアによる「ハムレット」!

        2001年にも上演したことのある作品なので、今回は人形・舞台美術はそのままに、キャストと音楽を変更、そして新演出を加えた再演作品として上演します。

         

        稽古は8月にも行いましたが、途中、キャストが全国各地の公演に散っていましたので、本格的な公演のスタートは今週からです。

        上演まですでに3週間を切っていますが、どんどん仕上げていきますよー!

         

        シェイクスピアの「ハムレット」といえば、シェイクスピア戯曲の中でも特に人気のある作品で、古今東西、数々の名優が演じてきたタイトルロールでもあります。

        ちなみに、クラルテの「ハムレット」を演じる方はこちら。

         

         

         

        人形なので、表情は変わりません。

        表情豊かな人間の役者も魅力的ですが、表情の変わらない人形は、だからこそみている人の心情をそのまま投影することで、些細な表情に違いによって、観客が違和感を感じにくいという性質を持っています。

         

        ちなみに、過去、「ハムレット」を演じてきたのはこの方々…!

         

        最近最も話題となったのは、演劇界最高峰のイギリスのロイヤル・ナショナル・シアターで「ハムレット」を演じたベネディクト・カンバーバッチです。

        世界中にファンの多いベネディクト・カンバーバッチですから、チケットは争奪戦となったそうですよ。

        日本でも、ナショナル・シアター・ライブとして映画館で上映されましたね。

        その以前には、映画「007」で一躍人気俳優の一員となったベン・ウィショーもハムレットを演じていますが、当時かなり話題となったようです。

         

        ピーター・オトゥールやリチャード・バートン、イアン・マッケランといった英国を代表する俳優や、レイフ・ファインズやジュード・ロウといった現在も活躍する俳優が「ハムレット」を演じています。

         

        日本の俳優では、今年、世界的名匠ジョン・ケアードの演出する「ハムレット」で内野聖陽さんが演じたのも記憶に新しいですよね。

        蜷川幸雄演出による「ハムレット」では、藤原竜也さんが演じました。

         

        もう一度、みてみましょう。

        クラルテ版「ハムレット」を演じるのはこの方です!

         

         

         

        稽古場の様子は次回からご紹介しますので、どうぞお楽しみに。

         

        *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

         

        憎むべきは、運命か?

        人形劇団クラルテ 第116回公演「ハムレット」

         

        ◆アイホール(伊丹市)

        2017年

        9月29日(金)19:00

        9月30日(土)15:00

        10月1日(日)14:00

         

        ◆近鉄アート館

        10月13日(金)19:00

        10月14日(土)15:00

        10月15日(日)11:00/15:00

         

        ※各回とも、開演の30分前開場

        (公演当日の予約券のお引き換え・当日券販売は開演1時間前より行います。)

         

        【前売/全席指定席】

        一般3,500円、U-25(25歳以下)2,500円、O-65(65歳以上)3,000円

        ※クラルテとものかい2割引、10名様以上団体1割引

        (各割引はU-25・O-65チケットには適用不可です。)

         

        ★ご予約・詳細はWEBサイトをご覧ください→http://www.clarte-net.co.jp★

         

        *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

         

        JUGEMテーマ:アート・デザイン


        新作『みんなでおつかい』をちるみゅーにて上演〜★

        0

          JUGEMテーマ:地域/ローカル

          皆さま、こんにちは!

          制作部の岩熊です。

          美しく咲いた桜もそろそろ散りはじめる頃・・・

          皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
          3/19(日)に篠山チルドレンズミュージアムにて、おひさま劇場の新作『みんなでおつかい』(オリジナルストーリー)を上演いたしました!

          <あらすじ>
          ある日、かえるくんが一人でおつかいに出掛けました。
          そしたら転んでしまってお届けもののプレゼントが転がっていっちゃった!

          あわてて追いかけます。
          その頃同じく、ウサギちゃんも一人でおつかい中…

          でも、転んじゃってお届け物のプレゼントが転がっていっちゃった。

          追いかけていったら…
           

          羊毛フェルトでつくられた色彩豊かなキャラクターたち!

           

          ーーーーー

          本作はクラルテオリジナル作品。

          保育園ではすでに上演しましたが、一般の公演はこの日がはじめて。

          お客さまからはどんな反応をいただけるのか… ドキドキしながらこの日を迎えました。
          当日は風が出ていたものの、太陽があたたかく、絶好の外遊び日和♪

          チルミューにもたくさんのお客さまが遊びに来てくださっていました。
          ということで、クラルテ劇場にもたくさんのお友達が遊びに来てくださいました。

          ご観劇いただいた皆さま、誠にありがとうございました!

           

           



          次回は、4/29(土)『いえでででんしゃ』
          の上演を予定しております。

          なお、『いえでででんしゃ』は特別公演!

          いつもの「おひさま劇場」よりも大きな規模の作品です。

          出演者もなんと6名に!

          いつものクラルテ劇場を飛び出し、シアター棟(チルミュー受付の奥)で上演します。
          学校公演の新作お披露目を、なんとチルミューで!
          なかなか見られない大きな作品を是非ぜひ観に来て下さい♪

           

          ==========================================

           

          <篠山チルドレンズミュージアム 人形劇公演スケジュール>

          4/29(土)『いえでででんしゃ』

          5/3(水・祝)『森のちいくまちゃん』

          5/4(木・祝)『わくわくドッキン!こぶたのりんご』

          5/5(金・祝)『ずんぐりイモムシの夢』

          5/6(土)『へびくんのおさんぽ』

          5/7(日)『だってだってのおばあさん』

          ★GW開館日は、毎日上演します★

           

          ※4/30、5/14、5/21はアマチュア人形劇団による上演を予定しています。

           

          ==========================================

           

          さてさて『いえでででんしゃ』班は、明日から連日、チルミューで稽古です!

          本番をどうぞおたのしみに。


          新作◉「ちょっとだけまいご」ちるみゅー初演!

          0

             

            皆さま、こんにちは!
            先日、おひさま劇場の新作『ちょっとだけまいご(クリス・ホートン作)』を篠山チルドレンズミュージアムで上演いたしました。
            出来立てホヤホヤの新作…お客様の反応にドキドキしながら公演は無事終了。
            子ども達からの、笑い声や『ウサギや!』『また違うんやで』という声にちょっとだけホッとしたり…(笑)

             


            ここで、ちょっとだけ…『ちょっとだけまいご』のお話をご紹介

            お昼寝していたちびフクロウが、巣から落ちてしまい迷子に…
            そこにリスくんがやってきて一緒にちびフクロウのママを探します。
            ちびフクロウはリスくんに一生懸命ママの特徴を教えますが…

            さて、ちびフクロウは無事にママに逢えるのでしょうか…?

             


            3/19(日)にも、同じく篠山チルドレンズミュージアムにて
            新作『みんなでおつかい(クラルテオリジナル作品)』
            を上演いたします。

            篠山チルドレンズミュージアムでは不定期の日曜日にクラルテの人形劇を上演しております。
            その他にもワークショップや走り回れる広場など、遊ぶ場所がいっぱい!
            ぜひぜひ遊びに来てください!


            ==================================

            篠山チルドレンズミュージアム
            〒669-2545
            兵庫県篠山市小田中572

            公式サイトはこちら▶︎http://www.chirumyu.jp


            三次『火の鳥』

            0

              広島県三次市での『火の鳥〜黎明編〜』で共演する“みよしKIRIRI児童合唱団“の練習に指揮の一ノ瀬と参加してきました。
              (ナギと猿田彦も一緒に練習見学)

              前日の中国自動車道は雪!
              練習日も雪が降っていましたが、子ども達は朝早くから集まり、原作の手塚治虫さんのマンガや本を読んでいました。
              ウズメの歌のコーラスの時には「ウズメを演る人は美人ですか?」と質問が出る程の明るい合唱団です。

              3/26(日)三次市民ホールKIRIRI、開演2時。
              中国地方最後の公演です。

              image4.JPG

              image3_1.JPG
              練習の様子

              『火の鳥』山口市民会館

              0
                やまぐち火の鳥合唱団は、7月から毎週土曜日練習。小学生から高校2年生までの20名。リハーサルでは緊張感いっぱいでしたが、舞台の進行とともに歌の歌詞が前に前に出てきて子どもたちの心からの思いがどんどん伝わった公演でした。終演、カーテンコール、再度指導者桑原先生の指揮での合唱。度々に拍手が一段と鳴り響きました。
                無事歌い終わった子ども達。

                こどもステーション山口NPO法人化15周年記念でもあった今回の公演の始まりは山本理事長からのご挨拶もありました。


                ロビーで送り出し
                たくさんの皆さんに感謝して山口市民会館を後にしました。

                サーカスのライン 鹿児島県小学校 巡回公演

                0
                  只今、小学校公演作品 『サーカスのライオン』にて鹿児島県を巡回公演中です。
                  今回は姶良市、さつま町、錦江町、日置市、阿久根市を周ります(o^^o)
                  鹿児島のこどもたちからは元気で柔らかい感性をいっぱい感じます!これからどんなこどもたちと出会えるかもとても楽しみですo(^o^)o
                  昨日今日と空き日だったので昨日は公演班でさつま町にある紫尾温泉に行ってきました!こじんまりとした温泉町で三軒はしごして温泉に入ったメンバーもいましたよ(*^o^*)
                  地元の方にお聞きして、手打ち蕎麦も食べに行きました!
                  のどかな風景の中で美味しいお蕎麦を頂いて、店主さんにも大変よくして頂き、公演班みんなで幸せなひと時を過ごすことができました。
                  そして今日はいつもお世話になっている鹿児島県こども劇場さんの催し『平安まつり』に参加してきました!今度、前進座さんの歌舞伎を取り組むにあたっての催しでたくさんの歌舞伎にちなんだお店と遊び、パフォーマンスが盛りだくさんありました!
                  前進座さんのワークショップにも参加させて頂き、型をみんなで実際に体験&発表!隈取りのメイクも目の前で見ることが出来ました(*^o^*)
                  凄く魅力的なワークショップで、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました!
                  明日からまた学校公演が始まります!
                  みんなで頑張るぞ〜〜(*^o^*)


                  近松人形芝居其の十五「冥途の飛脚」

                  0

                    さて、今週末に迫った「近松人形芝居其の十五|冥途の飛脚」伊丹公演の耳寄り情報です。

                     

                    伊丹公演、会場の伊丹市立演劇ホール(アイホール)は、関西演劇ファンの方にとってはおなじみの会場で、現代演劇とコンテンポラリーダンスを主軸に事業を展開されているホールです。

                    ◎伊丹ホール公式サイト▷http://www.aihall.com

                     

                    今後も、天野天街さんのKUDAN Project「くだんの件」の公演があったり、佐藤信さんの「ピン・ポン」、燐光群、と見逃せない公演が目白押しです。

                     

                    クラルテは、アイホール初公演!
                    「現代人形劇」を広く演劇ファンの方にもご覧いただけたらと思い、アイホールでの公演を企画しました。
                    「冥途の飛脚」公演3会場のうちで最も小さい会場ですので、役者の息遣いから人形の小さな動きまで、じっくりとご覧いただけることと思います。

                     

                    ------------------------------------------------------------------------------------------------

                     

                    アイホール最寄りのJR伊丹駅から大阪方面へ2駅、JR塚口駅から徒歩約12分の「広済寺」というお寺に、近松門左衛門さんのお墓があります。
                    詳しくはこちらをご覧ください▷http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/chikam…/055monzaemon.html

                     

                    広済寺本堂の裏には、「近松部屋」と呼ばれる近松門左衛門の仕事部屋があり、ここで執筆活動も行なっていたそうです。

                     

                    広済寺近くには「近松記念館」(http://hccweb5.bai.ne.jp/tikamatukinenkan/)があり、近松ゆかりの品々が展示されています。
                    近松記念館前には、近松本人の像も。

                     

                    そしてなんと、JR塚口駅からさらに大阪方面へ一駅。
                    JR尼崎駅北口ロータリーには、「冥途の飛脚」梅川の像がありますよ。

                    今年市政100周年を迎え、「近松のまち 尼崎」として近松にちなんだイベントも企画されている尼崎市(次代の劇作家を育てる事業として、近松賞という戯曲賞もあります)です。

                     

                    ------------------------------------------------------------------------------------------------

                     

                    また、ちょうど伊丹市美術館(http://artmuseum-itami.jp)で展覧されているウィリアム・ホガース”描かれた道徳”の分析も見ごたえがありますよ(なんと、一般料金が300円)。

                    アイホールでのご観劇の際には、ぜひゆかりの地を訪れたり、美術館へ行かれるのも楽しいと思います。

                     

                    「冥途の飛脚」班はいよいよ明日からアイホール入り、照明や舞台美術をアイホールに合わせプラン替えし、みっちり稽古をして本番に向かいます。

                    「冥途の飛脚」班とは別の小学校公演「あらしのよるに」班も、ちょうど今、伊丹市内の小学校で連日公演を行っています。
                    実は、クラルテ劇団員の半分ほどが伊丹市にいることになります。

                     

                    それでは、アイホールで皆様とお会いできますことを楽しみにしております!

                     

                    :::::::::::::::::::::::::::::::::::

                     

                    近松人形芝居其の十五「冥途の飛脚」
                    【伊丹公演】伊丹市立演劇ホール(アイホール)
                    JR伊丹駅最寄り、阪急伊丹駅より徒歩約7分

                    10月22日(土)15:00 ★アフタートーク
                    10月23日(日)14:00 ♪岡崎泰正さんによる生演奏での上演

                     

                    ※10/29〜30近鉄アート館での公演に満席回が出ています。
                    伊丹公演はまだお席に少し余裕がありますので、こちらをご検討いただけましたら幸いです。

                     

                    ご予約フォーム▷https://pro.form-mailer.jp/fms/d1bad122105843
                    ※当日12時までは、前売券料金でご予約いただけます。

                     

                    クラルテ公式サイト▷http://www.clarte-net.co.jp


                    山口県わいた保育園

                    0
                      1476137414114.jpg
                      山口県下関市豊浦町の黒井漁港の側に小さな保育園があります。開園以来17年間毎年、おひさま劇場でお世話になりました。酒井園長はずっと子どもへ情熱を注いでおられました。来春に閉園となるということで地域の皆さんにも記念にと最後の公演に呼んでくださいました!高平、奥村班が最初の出会いで、ご縁も深く、[しずかなおはなし、ソーニャと森の魔女]を上演しました。保育園がなくなるのは、残念ですがこれからも、力をあわせて、この地域で子どもの文化を続けたいと酒井先生、お母さん達の思いが励みになりました。ありがとうございました。


                      PR

                      calendar

                      S M T W T F S
                           12
                      3456789
                      10111213141516
                      17181920212223
                      24252627282930
                      << June 2018 >>

                      selected entries

                      categories

                      archives

                      recent comment

                      links

                      profile

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode

                      powered

                      無料ブログ作成サービス JUGEM